実在の人物の人生から
力をもらう
さまざまな分野で活躍した人の人生を題材に、「人間ドキュメンタリー」をつくるワークです。
チームで協力してそれぞれの主人公の歩みをたどり、リサーチとディスカッションを繰り返して作品を制作します。
【身につく力】
進路意識の向上、 コミュニケーション力、 チームワーク力、 問題発見・解決力、 論理的思考力、
情報収集・活用力、 情報モラル、 プレゼンテーション力
ワークの流れ
1
チームづくり、人物選び
作品の主人公
“ロールモデル”との出会い
3〜5人のチームを結成し、リーダーを決めて、チーム名や意気込みを考えます。チームで相談してドキュメンタリーの主人公となる人物を選び、作品のイメージをふくらませます。
2
作品づくり、ブラッシュアップ
伝えたいことと見せ方に
チームで磨きをかける
チームでアイディアを出し合い、選んだ人物のリサーチをします。チームらしい表現方法をブレストしながら、ドキュメンタリーを制作。作品の発表に向けて、プレゼンテーションの練習もします。
3
プレゼンテーション
発表本番!
チームの作品を届ける
各チーム8分間を目安に、完成した「人間ドキュメンタリー」をクラスで発表。採点表をもとにみんなで審査して、“「人間ドキュメンタリー」グランプリ”を決めます。
4
振り返り
終わりに見つける、
知らなかった“自分の力”
これまでのワークを振り返って、チームでディスカッションします。最後はひとりひとりレポートを書いて終了です。
POINT!「Guide」が充実
インテンシブシリーズのワークブックは、取り組みをサポートする「Guide」が充実。ステップごとに要点と解説を参照できるので、短い時間でもスムーズにワークを進行することができ、リアルでもオンラインでも、柔軟に活用いただけます。
インテンシブシリーズの教材・サポート
実施検討時から授業準備、授業スタート、終了に至るまで、専任のコーディネーターが先生方をサポートします。
年度末には、取り組みの成果を承認する「トゥワイス・アウォード」を開催。各校が一堂に会する発表会を行い、賞を授与します。
■ プランニング
学校の目的・状況に応じた最適なプランをご提案します。
■ 事前研修/オリエン
授業の流れを体験いただきながら理解を促進する事前研修を実施します。
■ ワークブック・WEB教材
生徒が自発的に学べる学習教材をご提供します。
■ 電話・メールでの運営相談
教材の使い方や授業の進行について、随時ご相談をお受けします。
■ 夏休み特別講座『サマー・スクール』
実社会で必要なスキルを身につける特別講座です。
■ 全国大会『トゥワイス・アウォード』
選ばれたチームは、企業人、特別審査員の前で取り組みの成果を発表する大会に参加することができます。
■ 効果測定
取り組み終了後は、「振り返りシート」をもとに成果を確認します。
VOICE
人間ドキュメンタリーワークを体験した先生方、生徒たちの感想です。
授業での様子やこの体験をとおして気づいたこと、実感したことなど、実際にお聞きした声をご紹介します。
〈生徒〉
ひとりの人物について深く調べていく中で、どの偉人も努力をしていたことに気づいた。自分も、失敗したとしても諦めずに挑戦することで最後には成功できるんだ、という気持ちを大切にしたいです。
〈生徒〉
世界にはいろんな人がいて、その人の数だけ違った人生があることに気がつきました。今回はクラスで9人の人生について調べたけど、たった9人なのにその人生に刺激を受けました。自分が将来何をしたいのか、自分にしかできないことを探してみようと思いました。
〈先生〉
機器や時間が限られた中で、チームでの役割分担や段取り決めといった、協働する力をトレーニングできる取り組みになりました。
〈生徒〉
最初は全く知らない人だったけど、調べていくとその人のいいところがわかってきて、どんどん楽しくなっていきました。チームワークが高まったし情報収集する力がついたと思います。
〈先生〉
生徒の情報収集力と、編集力の高さに驚きました。図書館やネットの使える環境を増やすことで、普段読まないような文献にまで興味を広げて情報を集めていました。そうした生徒の意欲にそった環境づくりが教師の役割だなと感じました。
〈先生〉
聞く側は集中力がもたないのでは、と危惧していましたが、他のチームの発表もしっかりと聞いていて、全く心配いりませんでした。他のチームの発表から学べたという感想も多かったです。
〈生徒〉
みんなで話すことを考えて表現することは楽しかったけれど、難しさもありました。他のチームが画像や音楽などをうまく使っていて、自分たちも「もっとわかりやすく話せたな」と思ったので、次に向けてがんばりたいです。
〈先生〉
発表までの準備や、発表方法ひとつとっても、そこからクラスのカラーや生徒の個性が見えてくるのが大変興味深かったです。この取り組みを参考に、生徒の進路指導や学習指導にも生かせることがありました。
〈生徒〉
いろいろな視点から情報を集めたり、意見を出すことで濃い作品がつくれました。自分たちでつくった後に見ると、テレビでやっているようなドキュメンタリーは相当な準備があることがわかって見方が変わりました。
〈先生〉
受験をまだ考えない早い時期から、働くことや進路について考えるきっかけにしようとこのワークを実施しました。チームで協働してロールモデルの人生を追った作品をつくりあげる経験は、働くことや自分の将来について考える非常によい機会になりました。
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